イベントレポート Cybozu Days 2017「サイボウズ Office 活用事例 2017 ―挑戦し続ける中小企業―」 〜Osaka編〜
Cybozu Days 2017 Tokyo / Osaka にて、「サイボウズ Office 活用事例 2017 ―挑戦し続ける中小企業―」と題したセッションを開催しました。
Cybozu Days は、年に1度のサイボウズ総合イベント。
サイボウズ製品やパートナー製品の展示から、働き方・経営などをテーマにした幅広いセッションまで、サイボウズの全てをご体感いただけるイベントです。
その中の1つとして開催したのが、「サイボウズ Office 活用事例 2017 ー挑戦し続ける中小企業ー」と題したセッション。多様な「サイボウズ Office」の活用事例が紹介されました。
今回は、Osaka開催の様子をお伝えします。
INDEX
「拠点の壁」を超える鍵は"最低限の運用ルール"
教育・研修の支援や運営を行う、株式会社ワークアカデミー様。
本社のほかに約20拠点あり、かつては「本社に情報が偏る」という課題がありました。
しかし「サイボウズ Office」を利用することで、「拠点の壁」を超えることに成功。その運用ルールは、「やり取りはすべてサイボウズ Officeの『個人フォルダ』で」。たったこれだけでした。
複数の拠点を持つ企業様なら実感することが多い、拠点を超えた情報共有の難しさ。その解決方法について、語っていただきました。
ITが苦手でもサイボウズ Office
なら情報共有できる
シャローム株式会社様は、在宅介護を中心に、介護に関するサービスを展開されています。
介護業界はIT活用が遅れている一方で、人材不足が本格化。情報共有とコミュニケーションの促進による採用効率化や、社員の定着が欠かせなくなってきたといいます。
そこでシャローム株式会社様では、「サイボウズ Office」のトップページをひと工夫。各機能にアクセスできるだけでなく、特定の掲示板など、よく使う情報へのリンクをまとめて掲載されています。
そのほかにも、入力項目を少なくしたり、選択制にしたりすることで、使いやすさを追求したカスタムアプリなど、IT上級者も苦手な社員も、同じレベルで情報共有するためのコツをご紹介いただきました。
「事業承継の壁」を超える
サイボウズ Officeの可能性
ゴルフ場を中心としたスポーツ・カルチャー複合施設「多田ハイグリーン」を運営する、野原興産株式会社様。
トップダウン経営が基本の社長から、専務の野原和憲様が円滑に事業を引き継いでいくにあたっては、「社長ご本人、各責任者、現場のメンバーすべてとのコミュニケーションが必要」と判断。「サイボウズLive」の利活用を始められました。
しかし、「サイボウズLive」は2019年4月15日をもってサービス終了が決定。これを機に「サイボウズ Office」への移行を検討したところ、様々な情報共有やコミュニケーションをより改善できる可能性が見えてきたとのことでした。
雑談が増えたのに営業効率は上がった、
サイボウズ Office活用法
保険会社から自立し、オリジナリティ溢れる営業を展開する保険代理店・株式会社dii様。
もともと保険代理店用の顧客・契約管理ツールはあったものの、そこからタスクに落とし込んで管理できるツールはなかったことから、「サイボウズ Office」の導入検討を始められました。
現在は、「サイボウズ Office」のカスタムアプリ機能を利用し、会社全体のタスクが分かるだけでなく、自身のタスクだけをトップページに表示することも可能に。今やるべきことを明確にすることで、たくさんの案件を正確に進められるようになりました。
さらには、ペーパーレス化、「言った・言わない」争いの削減、事務と営業の連携強化など、業務全体で様々な変化が起きたといいます。
こうして、営業担当が社外にいても、「サイボウズ Office」上で多くの仕事がスムーズに進むようになり、オフィスでは雑談が増加。それなのに営業効率は上がるという、著しい業務改善の例をご紹介いただきました。
以上、Osaka開催の様子をお伝えしました。なお、当日の会場は満員御礼。多くの方にご覧いただきました。
そして今回、スライドも併せて公開しております。どうぞこちらもご覧ください。みなさまの「サイボウズ Office」活用のご参考になれば幸いです。
