ユーザーアンケート2022レポート
−活用している機能と実感している効果に関する調査−
クラウド版 サイボウズ Officeのお客様を対象に毎年実施しているサイボウズ Office ユーザーアンケート調査。2022年6月に実施したユーザーアンケートでは、各企業で利用されている機能と、サイボウズ Office活用によって実感している効果に関する調査を行いました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
この記事では、サイボウズ Officeを活用した課題解決の参考にしていただきたい調査結果をレポートします。
調査概要
対象：クラウド版 サイボウズ Office 利用ユーザー
回答者数：2,429名
調査期間：2022年6月15日(水) ～ 2022年6月22日(水)
INDEX
サイボウズ Officeを使うことでどのような効果があったか
「サイボウズ Officeを使うことでどのような効果がありましたか？（複数回答）」という質問に対して、回答者の96.7％が何かしらの効果があったと回答しました。
実感している効果として、回答数が多かったものは以下の通りです。
利用している機能
続いて、上記のような導入効果を達成するために、どのような機能が活用されているかを探っていきたいと思います。
同アンケートでは、機能ごとの利用状況を調査しました。利用していると回答したユーザー※の割合が高かった機能は以下の通りです。
※「1日1回以上、利用している」「月に数回は、利用している」「年に数回は、利用している」を選択したユーザー
特に「トップページ」と「スケジュール・施設予約」は活用しているユーザーが多く、約9割のユーザーが「1日1回以上、利用している」と回答しました。
この2つの機能の利用は、サイボウズ Office活用の基本と言えるでしょう。
実感している効果と利用している機能
1「円滑な社内の情報共有」に役立つ機能
実感している効果として「円滑な社内の情報共有」を選択したユーザーが、利用していると回答した機能は以下の通りです。
実感している効果として「円滑な社内の情報共有」を選択しなかったユーザーのデータと比較すると、「メッセージ」「カスタムアプリ」「電話メモ」「掲示板」の利用度の差が大きいことがわかります。
「電話メモ」は電話取り次ぎのちょっとした手間を削減できる便利機能です。
決まったフォーマットに沿って入力するだけで、外出中・離席中のメンバーにかんたんに伝言を送ることができ、スマートフォンアプリやメールで通知を受け取ることもできるので、迅速な情報共有につながります。
2「業務の効率化」に役立つ機能
実感している効果として「業務の効率化」を選択したユーザーが、利用していると回答した機能は以下の通りです。
実感している効果として「業務の効率化」を選択しなかったユーザーのデータと比較すると、「カスタムアプリ」「電話メモ」「メッセージ」「サイボウズ Office 新着通知（スマホアプリ）」の利用度の差が大きいことがわかります。
サイボウズ Office プレミアムコースでご利用いただける「カスタムアプリ」は様々な業務を効率化するのに役立ちます。日報や商談管理、売上管理など、スタンダードコースにはないアプリケーションを何個でも利用できます。
スマートフォンアプリ「サイボウズ Office 新着通知」を使えば、社外にいても自分宛の通知にすぐ気づくことができます。ワークフローの承認・決裁をしたり、自分宛のコメントに返信したりできるので、外出中も仕事を効率的に進められます。
3「ペーパーレス化」に役立つ機能
実感している効果として「ペーパーレス化」を選択したユーザーが、利用していると回答した機能は以下の通りです。
実感している効果として「ペーパーレス化」を選択しなかったユーザーのデータと比較すると、「ワークフロー」「メッセージ」「ファイル管理」「カスタムアプリ」の利用度の差が大きいことがわかります。
「稟議書」「交通費申請」「休暇申請」などの申請・決裁業務を電子化できる「ワークフロー」。紙とハンコを使わずに、申請をスムーズに進めることができます。
過去の申請書が見つからない、申請がどこで滞っているかわからない、といったお悩みを解決できます。
4「コミュニケーションの改善」に役立つ機能
実感している効果として「コミュニケーションの改善」を選択したユーザーが、利用していると回答した機能は以下の通りです。
実感している効果として「コミュニケーションの改善」を選択しなかったユーザーのデータと比較すると、「メッセージ」「掲示板」「電話メモ」「サイボウズ Office 新着通知（スマホアプリ）」の利用度の差が大きいことがわかります。
上司に話かけづらい...。部下にもっと気軽に思っていることを話してほしい...。
こんなお悩みは、コミュニケーションの場をオンラインにも広げることで解決するかもしれません。サイボウズ Officeはコメントとリアクションといった、メンバーの発言に気軽に反応を示せる機能を搭載しています。口頭コミュニケーションでは表せない気持ちを示すこともできますよ。
5「言った言わない問題の解決」に役立つ機能
実感している効果として「言った言わない問題の解決」を選択したユーザーが、利用していると回答した機能は以下の通りです。
実感している効果として「言った言わない問題の解決」を選択しなかったユーザーのデータと比較すると、「メッセージ」「カスタムアプリ」「掲示板」「ファイル管理」の利用度の差が大きいことがわかります。
さまざまな効果実感につながっている「メッセージ」と「掲示板」の活用。特に「言った言わない問題の解決」では、効果を実感している層としていない層で、「メッセージ」の活用度が25.8ptと大きく差がつきました。
電話やメールで行っている社内コミュニケーションを、思い切ってサイボウズ Officeに集約することが情報共有に関する効果実感につながるのかもしれません。
まとめ
効果を実感しているユーザーが利用している機能を見ることで、どの機能の活用がどんな課題解決につながるのかを探ってみました。
特に、「メッセージ」を活用しているユーザーは、さまざまな効果を実感していることがわかりました。
「スケジュール」と「トップページ」の利用をベースに、書類や口頭で行っているコミュニケーションを「メッセージ」など情報のやりとりに役立つ機能で置き換えていくことが、サイボウズ Office導入効果の実感につながると言えるでしょう。
各機能の初歩的な使い方や応用の活用術は、活用マガジンでご紹介しています。気になった機能があれば、ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
