イベントレポート Cybozu Days 2017「サイボウズ Office 活用事例 2017 ―挑戦し続ける中小企業―」〜Tokyo編〜
Cybozu Days 2017 Tokyo / Osaka にて、「サイボウズ Office 活用事例 2017 ー挑戦し続ける中小企業ー」と題したセッションを開催しました。
Cybozu Days は、年に1度のサイボウズ総合イベント。
サイボウズ製品やパートナー製品の展示から、働き方・経営などをテーマにした幅広いセッションまで、サイボウズの全てをご体感いただけるイベントです。
その中の1つとして開催したのが、「サイボウズ Office 活用事例 2017 ー挑戦し続ける中小企業ー」と題したセッション。多様な「サイボウズ Office」の活用事例が紹介されました。
今回は、Tokyo開催の様子をお伝えします。
INDEX
カスタムアプリが業務に密接
「サイボウズがなくなると困る」
油のろ過機や、自動フライヤーの設計開発・製造・販売・メンテナンスを行う、株式会社メカ様。
かつては他社のデータベースツールで、メンテナンスに関する情報などを運用していましたが、ITの担当者が退職したことから運用が不可能になりました。
そこで「サイボウズ Office」を導入。カスタムアプリでは、比較的簡単にデータベースの作成・運用ができるほか、スマートフォンからも利用できるなどのメリットもあります。
単にデータベースを運用できるようになっただけでなく、部門の壁を超えた情報共有のスピード向上にも繋がったという株式会社メカ様。最後は、「業務内容に浸透しすぎているので、サイボウズ Officeがなくなると困る」と締め括られました。
370km離れた完全在宅を
「サイボウズ Office」が強力サポート
「社労士っぽくない」が一番のホメ言葉――。そう自社を表現する、アライツ社労士事務所様。「サイボウズ Office」の活用も、そんなユニークで先進的な組織の在り方を象徴するような内容でした。
それは、事務所から370km離れた自宅でのリモートワークを、実現するというもの。
スケジュール機能やカスタムアプリを活用することで、離れた場所で働く社員の進捗状況も簡単に把握できるようにされていました。
また、「サイボウズ Office」以外のツールや、対面のコミュニケーションの組み合わせ方についても、具体的な解説がありました。無理なく在宅勤務を実現するには、どうすれば良いのか...お悩みの方へのヒントが散りばめられていました。
高い年齢層でも社内浸透が実現
和菓子の製造販売を行う、竹隆庵岡埜様。
グループウェアの中から「サイボウズ Office」に決めるにあたって、大きなポイントの1つとなったのは、「日本語で提供されている、国産のサービスであったこと」でした。
その理由は、年齢層が高くなりがちな和菓子業界で使うものだから。サポートも含めて、取っ付きやすいものであることを重要視したとのことです。
現在も、サイボウズのサポート窓口やワークショップ、オンラインマニュアルを活用しながら、スケジュールやアドレス帳などで、情報共有が順調に進みつつあると説明されました。
チームワークにはサイボウズ Officeでの情報共有が必須
野球用品専門のECサイトを運営する、株式会社スワロースポーツ様。
「チームワークにはサイボウズ Officeでの情報共有が必須」とまで言う、スワロースポーツ様の「サイボウズ Office」の活用とは、どのようなものなのか。
この日はアドレス帳とカスタムアプリに絞って、ご紹介いただきました。
アドレス帳には「カスタマイズ可能な項目」として、独自の項目をずらりと追加。先方の担当者やWebサイト、取り扱うブランド、送料、各種契約書など、取引先の情報が全てこの中で分かる状態にされています。
カスタムアプリについては、これまでExcelで管理していたものをアプリ化。変化として、情報が属人化せず、経営者が異常や違和感を発見しやすくなったこと、現場スタッフの連携が取りやすくなったことが挙げられました。
以上、Tokyo開催の様子をお伝えしました。皆様の「サイボウズ Office」活用のご参考になれば幸いです。
そして今回、スライドも併せて公開しております。どうぞこちらもご覧ください。